なぜ蚊に刺されやすい?その理由と対策まとめ

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なぜ蚊にさされやすい? 暮らしのコツ

「なぜか自分ばかり蚊に刺される……」

家族と一緒に外にいるのに、自分だけ何か所も刺されていた、という経験はありませんか?

私もよく刺されてしまい、O型だから刺されやすいのかもと思っていました。

しかし蚊は、やみくもに人を探しているわけではありません。

人が吐く息や体のにおい、体温、視覚など、いくつかの手がかりを使って人や動物を見つけています。

では、どんな人や状態のときに蚊に見つかりやすくなるのでしょうか。

この記事では、蚊が人を見つける手がかりと、蚊に刺されやすくなる状況その対策をわかりやすくまとめました。

蚊はどうやって人を見つける?4つの手がかり

花の植木鉢

蚊が人を見つけるときには、いくつかの感覚を組み合わせています。

代表的なのが、二酸化炭素・におい・体温・視覚です。

二酸化炭素|吐く息を手がかりにする

蚊は、人が吐き出す二酸化炭素を感知できます。

人間が呼吸をすると二酸化炭素が周囲に広がるため、蚊にとっては「近くに人がいる」と知る手がかりのひとつになるんです。

実際、蚊を捕まえるための調査用トラップでも、二酸化炭素が誘引物として使われています。

つまり、蚊からすると私たちは、知らないうちに「ここにいますよ」と知らせながら歩いているようなものなのかもしれません。

におい|汗などの体のにおいを感じ取る

蚊は、人の体から出るさまざまなにおいも手がかりにしています。

特に、人の汗などに含まれる成分には、蚊を引き寄せるものがあるんです。

研究では、汗に含まれる乳酸などの成分が、蚊の人を探す行動に関係していることがわかっています。

そのため、汗をたくさんかいたときは、蚊に見つけられやすくなる可能性があるんですね。

体温|近づいた蚊は熱も手がかりにする

蚊は、近い距離では人の体から出る熱も手がかりにしているそうです。

人の体温に近い温度のものに蚊が反応することが研究で確認されており、二酸化炭素などの情報と合わせて、近くにいる人を見つけていると考えられています。

「汗をかいた後、蚊が急に寄ってきた」と感じるのも、ひとつの要因だけではなく、いくつかの手がかりが重なっているのかもしれません。

視覚|人の姿や色も手がかりになる

蚊は目も使って周囲を見ているそうです。

研究では、蚊が視覚的な情報も利用して宿主を探していることが示されています。

服の色だけで「必ず刺される」と決まるわけではありませんが、蚊の種類や環境によっては、視覚情報も人を見つけるための手がかりのひとつになるんです。

こんなときは要注意!蚊に刺されやすくなるケース

汗を拭く女性

蚊が人を見つける手がかりがわかると、「なぜ運動した後に刺されやすいの?」「お酒を飲んだ後は?」といった疑問も少しわかりやすくなります。

ここからは、蚊に見つけられやすくなる可能性がある状況を見ていきましょう。

汗をたくさんかいているとき

暑い日に外にいたり、運動したりすると、汗をたくさんかきますね。

汗には蚊が感知できるさまざまな成分が含まれているため、汗をかいている状態は、蚊に見つけられる要因のひとつになると考えられます。

外で過ごすときは、汗をかいたままにせず、タオルなどでこまめに拭くようにするとよいでしょう。

運動した後

運動した後は、汗をかくだけではありません。

運動によって呼吸が増えたり、体温が上がったりするため、蚊が人を見つける複数の手がかりが重なります。

そのため、運動後は特に蚊が気になることがあるでしょう。

公園などで運動したり、庭仕事をしたりする場合は、虫よけなどを使って対策しておくと安心です。

体温が高くなっているとき

暑い日に外にいたときや、体を動かした後などは体温が上がります。

蚊は近距離ではも手がかりにしているため、体温が高くなっている状態では、蚊に見つけられる要因が増えることがあるんです。

「暑い日に外に出ると、蚊に刺されやすい気がする」というのも、汗や体温など、いくつかの条件が重なっている可能性がありますよ。

黒っぽい服を着ているとき

蚊は視覚的な情報も持っているため、黒は見えやすく、白は見えにくいなど、服装の色も蚊との関係でよく話題になりますね。

ただし、「黒い服を着ていると必ず蚊に刺される」というほど単純ではありません。

蚊の種類や周囲の明るさなどによっても反応は変わるため、服の色だけを気にするより、長袖・長ズボンや虫よけなど、ほかの対策と組み合わせることが大切です。

お酒を飲んだ後

「お酒を飲むと蚊に刺されやすい」と聞いたことがある人もいるかもしれません。

飲酒後は体の状態が変化するため、蚊との関係について研究されていますが、蚊に刺されやすさは一つの要因だけで決まるものではありません。

「お酒を飲んだから必ず蚊に刺される」と考えるよりも、飲酒後に屋外で過ごす場合は、虫よけなどの基本的な対策をしておくと安心です。

妊娠中

妊娠中は、体温が高めだったり、呼吸が荒くなったりするなど体の状態に変化がありますね。

そのため、妊娠中は蚊に刺されやすくなる可能性があるとされています。

ただし、妊娠中だから必ず蚊に刺されるというわけではありません。

妊娠中に虫よけを使用する場合は、自己判断で成分を選ぶのではなく、商品の使用方法や注意事項を確認して使うことが大切です。

血液型で蚊に刺されやすさは変わる?

蚊に刺された女性

「O型は蚊に刺されやすい」という話を聞いたことがありませんか?

蚊と血液型の関係について、研究ではO型が多く刺されたこともありましたが、科学的根拠はないそうです。

血液型だけで「この人は蚊に刺されやすい」と決められるわけではありません。

蚊は二酸化炭素や体のにおい、熱、視覚など、複数の情報を組み合わせて人を探しています。

そのため、「私はO型だから刺されやすい」と考えるよりも、汗をかいたときや運動後など、蚊に見つけられやすい状況を知っておくほうが、実際の対策には役立ちますよ。

蚊に刺されやすい人ができる簡単な対策

虫よけ用品

ここまで見てきたように、蚊は二酸化炭素やにおい、体温、視覚など、さまざまな手がかりを使って人を見つけます。

だからこそ、ひとつの方法だけではなく、いくつかの対策を組み合わせるのがおすすめです。

汗をかいたらこまめに拭く

外で汗をかいたら、タオルや汗拭きシートなどでこまめに汗を拭きましょう。

特に運動後や暑い日に外で過ごすときは、汗をそのままにしないことを意識するといいですね。

虫よけを上手に使う

外出するときは、虫よけを使うのが基本です。

虫よけにはさまざまな成分があり、製品によって使用できる年齢使用方法も異なります。

特に子どもや妊婦が使う場合は、商品の表示を確認して正しく使用しましょう。

虫よけの成分や選び方については、別の記事で詳しく紹介します。

服装を工夫する

屋外で長時間過ごすときは、肌の露出を減らすことも大切です。

長袖・長ズボンなど、肌を覆う服装を取り入れると、蚊が肌を刺しにくくなります。

特に草むらや庭など、蚊がいそうな場所に行くときは意識しておきたいですね。

蚊が多そうな場所では早めに対策する

蚊は水のある場所で繁殖し、種類によっては人の近くや草むらなどに生息しています。

公園や庭、草が多い場所などで過ごす予定があるなら、「刺されてから」ではなく、外に出る前から対策しておくと安心です。

蚊に刺されないための具体的な対策はこちら

まとめ|蚊に刺されやすい状況を知って対策しよう

森をさんぽする

蚊は、ただ偶然人のところへ飛んできているわけではありません。

人が吐く二酸化炭素、体のにおい、体温、視覚的な情報など、いくつかの手がかりを使って人を見つけています。

そのため、

  • 汗をたくさんかいているとき
  • 運動した後
  • 体温が高くなっているとき
  • 屋外で長時間過ごすとき

などは、特に蚊への対策を意識しておきたいところです。

「どうして私ばかり刺されるんだろう?」と思っていた人も、蚊が人を見つける仕組みを知ると、対策のポイントが見えてきます。

汗を拭く、肌の露出を減らす、虫よけを使うなど、できることから取り入れて、蚊に悩まされる季節を少しでも快適に過ごしましょう。