部屋干しでも臭わない!ズボラ主婦おすすめの乾かし方3選

部屋干しでも臭わない 時短家事

梅雨や花粉の季節、外に洗濯物を干せないときに困るのが「部屋干しの生乾き臭」。

せっかく洗ったのに、タオルやシャツからイヤな臭いがするとがっかりしますよね。

私も以前は、部屋干しするとほぼ毎回イヤなにおいに悩まされていました。

花粉がつくのをがまんして外干しすることも。

でも、いくつか工夫を取り入れたことで「臭わない部屋干し」ができるようになったんです♪

今回は、私が実践している 「部屋干しでも臭わない3つの工夫」 をご紹介します。

身近なものでできる工夫から便利グッズまであるので、ぜひ試してみてくださいね。

洗濯前に「ひと手間」で臭いの元をカット

towel&basket

部屋干しのイヤな臭いを防ぐためには「洗濯後すぐに干す」ことが基本ですが、その前の段階でもちょっとした工夫が大切です。

特に次の3つを意識するだけで、仕上がりに大きな差が出ますよ。

お湯を使用する

洗濯は冷たい水でもできますが、雑菌を減らすには、ぬるま湯(30〜40℃程度)で洗うのが効果的ですよ。

雑菌は高温に弱いため、水よりもお湯で洗った方が臭いの原因菌を抑えられます。

特にタオルや靴下などニオイがつきやすいものは、ぬるま湯洗いにするとスッキリ!

ただし高温すぎると衣類が縮んだり色落ちする可能性があるので、40℃前後を目安にすると安心ですね。

私は部屋干しのニオイに悩んでいたとき、タオルをお湯洗いに切り替えたらぐっと改善しましたよ!

最初はちょっと手間かなと思いましたが、臭いがなくなったことでむしろ快適になりました。

汚れた衣類を放置しない

もう一つの大事なポイントは、「汚れた衣類を洗濯カゴに長時間ため込まない」ことです。

汗や皮脂の汚れがついた衣類を放置しておくと、そこでも雑菌が増えてしまい、洗っても臭いが落ちにくくなります。

特に夏場は数時間放置するだけでも菌が繁殖しやすいので注意が必要ですよ。

我が家では、汗をかいたTシャツなどは軽くすすいでから洗濯カゴに入れるようにしています。

ちょっとした工夫ですが、仕上がりの清潔感が違いますよ。

まとめ洗いをしない

「一度にたくさん洗った方が効率的」と思いがちですが、実は洗濯物を詰め込みすぎると水流が悪くなり、汚れがきちんと落ちません

結果として生乾きのような臭いが残りやすくなるのです。

洗濯機にはそれぞれ適量があるので、7〜8割程度にとどめて回すのがベスト!

私も以前、洗濯物をぎゅうぎゅうに詰め込んでいた時期がありました。

その頃は「なんだかスッキリ洗えてないかも…」と感じることが多かったです。

適量にしてからは、乾いた後のニオイが格段に減りました。

このように、

  1. お湯を使用する
  2. 汚れた衣類を放置しない
  3. まとめ洗いをしない

この3つを意識することで、洗濯後にすぐ干したときの効果もさらに高まります!

部屋干し対策は「干す」だけでなく、「洗う段階」から始まっているんですね。

干し方を工夫して早く乾かす

干し方の工夫

部屋干しの臭い対策には「とにかく早く乾かす」ことが欠かせません。

洗濯物が乾くまでに時間がかかると、雑菌が繁殖して臭いの原因になってしまいます。

そこで意識したいのが「干し方の工夫」です。

ちょっとしたポイントを押さえるだけで、乾くスピードがぐっと早くなりますよ♪

衣類に「スキマ」をつくる

まず大切なのは、洗濯物同士が重ならないようにすることです。

洗濯物を詰めて干すと風が通らず、乾くまでに時間がかかってしまいます。

シャツやタオルの間隔を少しずつ空けるだけで、通気性が良くなり乾燥スピードがアップ

特に部屋干しでは風が自然に流れにくいので、「スキマ」を意識するのが大きなポイントですね。

私は以前、狭い場所に一気に干してしまい、翌朝まだ湿っていたことがありました。

でも今は「1枚ずつ指1本分の間隔」を心がけるようにしていますよ。

アーチ型に干す

次におすすめなのが、ピンチハンガーで干す際にアーチ型にする方法です。

外側に長いもの、内側に短いものを干すと、真ん中が低くなって空気の通り道ができます。

これによって風が全体に行き渡りやすくなり、均一に乾きやすくなるんですよ。

これなら簡単にできそう!

ただ横一列にかけるよりも効率的で、特にタオルや靴下など小物を干すときに便利です。

私はこの方法を試してから「真ん中だけ乾いていない」ということが減りました。

厚手の衣類は干し方を工夫する

乾きにくい厚手の衣類は、さらにひと工夫が必要です。

厚手の衣類の干し方ポイントはこちら。

  • 薄手と厚手の衣類を交互に干すことで、風の通り道ができやすくなる
  • ズボンは裏返して筒状に干すと、ポケットや縫い目の部分までしっかり乾く
  • パーカーは専用ハンガーがあるとベスト。ない場合はフード部分をピンチでつまみ上げてとめると、背中とフードが重ならず乾きやすい

厚手の衣類はどうしても生乾きになりやすいですが、こうした工夫をすると乾く時間がぐっと短くなりますね♪

私は特に「ズボンの裏返し干し」を取り入れてから、ポケットが湿ったまま…という失敗がなくなりましたよ。

このように、干し方を少し工夫するだけで乾燥スピードが変わり、部屋干しの臭いを防ぐことができます。

特別な道具がなくてもできる方法ばかりなので、今日からすぐに取り入れられますよ。

部屋干し用グッズを活用

洗剤

続いては、プチプラで揃えられる部屋干しグッズをご紹介します。

どれも手軽に手に入り、設置も簡単なのに効果は抜群ですよ♪

ダイソー「ハンガーフック」

ダイソーで見つけた「ハンガーフック」は、ドアやポールに簡単に引っかけられる小さなフックです。

ハンガーをそのまま掛けられるので、ちょっとしたスペースを洗濯干し場に変えられるのが魅力。

私はこのフックを室内の窓枠に引っ掛けて使っています

窓際なら日差しが入るので乾きやすいですし、風通しも良いので乾燥スピードがアップします。

特ににわか雨の心配がある日には、この方法で部屋干しをしておくと安心して外出できるんですよ♪

外干しと違って「急に降ってきて洗濯物がびしょ濡れに…」という心配がなくなるのは本当に助かります。

小さいながらもしっかり安定感があり、「あと少し干す場所がほしい」というときにも大活躍!

110円でこの便利さは、正直コスパ最強だと思います。

キャンドゥ「向きが変えられるハンガーキャッチ」

キャンドゥの「向きが変えられるハンガーキャッチ」は、その名の通りフックの向きを自由に変えられる便利アイテム。

ちょっとしたスペースに取り付けられるので、部屋干しの幅がグッと広がります!

私の場合は、鴨居に引っ掛けて使うことが多いです。

特に鴨居に掛けるときは、このキャッチを2つ用意してフック部分に突っ張り棒や軽いポールを通すと、一気にたくさんの洗濯物を干せる「簡易物干しスペース」になるんですよ。

部屋の真ん中にハンガーラックを置くよりスッキリして見えるし、取り外しもラクなのでかなり重宝しています♪

さらにフックの向きが変えられるので、ハンガーが重ならず、洗濯物同士の間隔をしっかり確保できるのもポイント。

結果的に風通しが良くなって乾きやすく、嫌な生乾き臭も防げますよ✨

これで110円(税込)とは、さすがキャンドゥ!と思えるアイテムです。

ニトリ「エアコンハンガー」

ニトリの「エアコンハンガー」は、エアコンの吹き出し口に取り付けて、そこに洗濯物を掛けられる便利グッズです。

エアコンの風を直接当てられるので、厚手の服や乾きにくいバスタオルもスピーディーに乾かせます。

私が気に入っているのは、冬場にも大活躍してくれるところですよ。

暖房を使う季節はどうしても部屋が乾燥しがちですが、このハンガーを使って洗濯物をエアコンの前に干すと、部屋の加湿効果も得られて一石二鳥♪

乾燥で喉がイガイガすることも減り、体調管理の面でも助かっています。

もちろん夏場もエアコンの冷風でしっかり乾きますし、梅雨のジメジメした時期でも部屋がカラッと感じられるのが嬉しいポイントです✨

価格は1,000円台ですが、その便利さとオールシーズン活躍する使い勝手を考えると、十分元は取れるアイテムだと思います。

まとめ

ここまで、部屋干しでも臭わないための工夫とプチプラグッズをご紹介してきました。

  • 洗濯前の「ひと手間」
    • ぬるま湯(30〜40℃程度)を使用する
    • 汚れた衣類を長時間放置しない
    • まとめ洗いをしない
  • 干し方の工夫
    • 衣類の間にスキマをつくる
    • アーチ型に干す
  • プチプラ部屋干しグッズ
    • ダイソーの「ハンガーフック」
    • キャンドゥの「向きが変えられるハンガーキャッチ」
    • ニトリの「エアコンハンガー」

部屋干しはどうしても「乾きにくい」「臭いが気になる」といった悩みがつきまといますが、干し方の工夫や便利グッズの活用で、その不安はぐっと軽くなります。

雨の日や花粉の季節、また冬の乾燥対策にも部屋干しは大活躍!

ちょっとした工夫とアイテムを味方にして、「快適な部屋干し生活」を楽しんでみてくださいね。